この記事は、4/29金環日食のメッセージ「奪い合いの時代からわかち合いの時代へ」1

からの続きです。

 

金環日食の新月は日本では、8ハウスで起こります。

 

8ハウスは「他者のお金や力」を表す場所。

 

他者と深く関わり、相手の才能や資源を使って、物事を成し遂げていくという力を持っています。

 

昨年の12月、天秤座に入った火星は、

人間関係を見直したり、自己の欲求と社会や他者との間でバランスを取ったり、

調整することに意識を向けさせました。

 

それは人間関係のトラブルやパートナーとの問題、出会いや別れ、

付き合い方の変化など、さまざまな形で現れたでしょう。

 

火星は大きな変化をもたらす星たちに刺激され、

グランドクロスという十字形を形成していたため、

人間関係やパートナーシップによって生じた問題が、

あなた自身のあり方や仕事、家庭へと多方面に影響をもたらしたかもしれません。

 

パートナーや人に振り回されて、苦しんだ人もいるでしょう。

人間関係に疲れて、自分のペースで生きたい、一人のほうが気楽。

と思われたかもしれません。

 

でも、この金環日食は気づかせてくれるはずです。

 

やっぱり一人では限界があると。

 

でも、価値観の合わない人、感覚と違う人と協調、協力は容易ではないことを

あなたはこの5ヶ月間強く学んだはずです。

 

今回の牡牛座の新月(金環日食)は、誰とでも協力、協調するのではなく、

相手を自分の一部のように思える人その価値があると思える相手と

手を取りあって、深くつながり、相手の力(お金、才能、エネルギー)を取り込み、

自分のそれも同様に惜しみなく与えることが豊かさへの道だと告げています。

 

もし、今、あなたが望む豊かさを手に入れていない、

もしくは豊かであっても将来への不安を抱えているならば、

これまでの価値感、お金に対する意識をまずは、手放してみましょう。

 

その上で、あなたが内側から創造できるものは何かということを見なおしてみるのです。

 

そして、それをあなたの大事な人と分かち合っていくのです。

 

豊かさや富は外にあるのではなく、内側にある。

だから、奪い合う必要はない。

内側にある富や豊かさはそれぞれ異なるから、それをわかちあい、共有していく。

それこそが、真の豊かさへの道だと多くの人が気づき、実感する時代がやってきたのです。

そして、奪い合いをしたり、させたり、分かち合いとは対極にあったモノは、
姿を消したり、変容を迫られていくことになるのです。