こんにちは。エルアシュールです。
今週は、22日、太陽が蠍座から射手座へと進みます。
太陽が射手座へと移る直前、蠍座最後の場所で、獅子座29度の月と下弦の月(半月)です。
獅子座29度(数え度数30度)のサビアンシンボルは、
「開封された手紙」
「手紙」は何かの知らせやメッセージ、愛の象徴。
「開封された」ことはそれを分かち合うことを意味します。
情報公開や知恵、機会、思いを人々と分かち合う度数です。
蠍座の秘密主義と獅子座的な個我の感覚を超えて、人々と共有する。
知識や情報だけでなく、富、幸運、チャンスなどを自分一人や特定の人々だけで抱え込むのではなく、人類全体で、共有する。
それをうながす出来事が社会でも個人レベルでも起きてきやすいときです。
これまでは、秘密とされていた情報が明るみに出たり、閉鎖的に行われていたことがもっとオープンな形でされるようになるかもしれません。
獅子座と蠍座は権力の星で、それが分岐点を迎えたり、スイッチするようなことも起こりやすいときです。
25日は金星と重なった冥王星が木星と90度。
これは、先週、お伝えしましたが、権力構造が変わったり、独裁的な支配や富に関する問題が浮上してきたりして社会問題化しやすい配置です。
また、蠍座と獅子座の29度での下弦の月と合わせてみると、
特権意識や特別待遇、閉鎖性の崩壊や、王者がその地位を引きずり下ろされるイメージでもあります。
だからといって、権力者だけに影響するのではなく、個人レベルでも
今まで特権によって守られてきたこと、うまくやれていたこと
他の人が知らなくて、自分が知っていることによって、利得を得ていたことがそうはいかなくなる。
そうやって、世の中の不均衡や不公平が是正されていくときです。
だから、もう、他のやり方を探すしかない。
現状を守り、しがみつくことの無意味さを感じ、前へ進む。
新しい希望や自分に何かをもたらしてくれるものを模索する。
そんな流れが出てきます。
そして、それを探し始めたならば、必要な情報が次々と明かされたり、ヒラメキを得るときです。
(23日水星と木星が調和。24日水星と土星が0度。26日水星と天王星が120度)
そんな今週のカードはこちら。