占星術とタロットカードによる今週の運勢&ガイダンスです。
カード ソードの1(エース)
神話 アテナ
キーワード 争いの勃発、新たな世界観の現れ
by神託のタロット: ギリシアの神々が深層心理を映し出す
【今週の星回り】
7日、うお座の太陽がやぎ座の冥王星と60度。
8日、うお座の太陽とおとめ座の木星が180度。
9日、午前10時54分、うお座18度で新月(日食)。
11日、うお座の水星と海王星が0度。
12日、金星が魚座入り。
今週のメインイベントは9日の日食を伴ううお座の新月です。
日本では、3月9日の朝10時から昼12時ごろにかけて、全国で部分日食が観測できるそうです。
日本で日食が観測できるのは、2012年5月21日の金環日食以来。
日食は古来から占星術では重視されています。
とくにその日食が観測できる地域に強い影響を与えます。
今回は日本全国で見られますので、ふだんの日食よりも社会、個人レベルで強い影響が出そうです。
そして、もうこの影響をすでに感じとっているかもしれません。
今回の日食はうお座で起こるため、私たちの無意識、深層意識に深く強く働きかけます。
もし、今、根拠はなくてもなんとなく思うこと、予感があるとしたら、そのサインの一つでしょう。
9日の日食図には、太陽と月のほかに海王星、水星、キロン、ドラゴンテイルもうお座にあります。
これから、半年間、「うお座」のテーマが外に現れやすくなってきます。
そして、それらが社会や個人を大きく変えていきます。
大きく変わるのは、見えない部分です。
裏で動いていたり、内部や隠れた場所で作用している要素です。
なので、パッと見は認識しにくいかもしれません。
でも、潜在意識や無意識のように自覚もなく、気づいてもいないことのほうが、実は強い影響力があります。
たとえば、
「不安」や「恐れ」
の多くは、目に見えません。
そうなるかどうかでも定かでなく、起きてもいないことです。
それなのに、その不安のために、人は悩み、苦しみ、
考え続けたり、
備えたりしてエネルギーを使います。
また、願望を叶えるのは潜在意識や無意識の力によるものだと言われます。
人が無意識レベルで、強く望んだことは、ほぼ具現化します。
目に見えない力は目に見えるもの以上に人生や社会を動かしているのです。
今回の日食は、そんな人や社会の中にある目には見えないけれど、強い影響力を持つものを大きく変えていきます。
潜在意識や無意識、信じているもの、理想、期待、目に見えない世界、神秘的な事柄や理想などです。
それは、うお座の同じくテーマである「癒やし」「治癒」「ヒーリング」「浄化」を伴います。
日食は、やぎ座の冥王星と調和しています。
冥王星には暴露や露見という意味がありますので、
この無自覚な「病んでいる部分(癒やしや浄化が必要な面)」を明らかにし、それを癒やし、浄化させることをうながします。
また、日食の真反対に位置するおとめ座の木星は、それを管理し、秩序を正すことをうながします。
だから、この半年間であなたが直面する問題や悩みは、そのために起きています。
そこに「癒すべき何か」があります。
それを見て見ぬふりして、通りすぎようとすると、いつの間にかそれがさまざまなところで広がっていきます。
バケツいっぱいの水を、地面にむかってひっくり返すと、水はあちこちへと飛び散ります。
こんなところにまでというところまで水しぶきがかかることがあります。
そんな感じでまさかというところまで影響していくのです。
また、12星座最後のうお座は、あらゆるものを統合し、物事の境目を広げ、あいまいにしていきます。
これは、白なのか黒なのかもハッキリしないことが増え、
今までのルールや常識では、はかりきれないこと、対応できないことがますます出てくるでしょう。
そして、私とあなたという境界線もますますあいまいになり、
「すべては一つ。」(ワンネス)
という意識が知らず知らずに浸透していきます。
ということは、自分事、他人事なんてことを言っていられないことが起こりえるときなのです。
地球の反対側で起きた事件が、
「大変だねえ」「気の毒ね」
と人ごとではいられない。
いつ自分たちに降りかかっているかわからない。
すべてはつながっている。
だから、手と手を取り合って、お互いに協力し、支えあい、未来に向かって進もう。
そういう意識が高まり、そういうムーブメントもますます活発になるときです。
アートや芸術、芸能、スピリチュアル、神秘や目に見えない世界への憧れや傾倒も高まりますが、その危うさ、幻想、暗部も暴かれるときです。
詐欺、薬物、アルコールなどもうお座に関係します。
近年社会問題化しているそれらの浄化や癒やしにおいても大きな動きがあるかもしれません。
そんな今週のカードは、ソードの1(エース)です。
今週の運勢&ガイダンス3/7-13 その2 新たな世界観の現れと変化へ続く