10月15日の日食は、選択の始まりであると、
先日記事にしましたが、このような大きな選択を迫られているときに、役に立つことがあります。
それは、大きな理想を描いたり、目標を設定することです。
できれば、目先のことよりも、究極のもの。
自分が本当に望むこと、ありたい状態はどのような状態なのかを描くことです。
例えば、芸能人だとしたら、
「大勢の人たちから、応援されて、ドームなどの大舞台で歌ったり、踊ったりパフォーマンスを披露し続ける」
「実力派俳優となり、アカデミー賞で最優秀主演賞をとる」
とかです。
もちろん、夢を描いたからといって、すべてが叶うわけではありません。
行動し、運やタイミングなどが整ってようやく実現することもありますし、
望みが途中で変わることもあります。
情報化社会の中で、私たちは日々、膨大な情報を受け取っています。
脳には、RASという機能があり、
そのたくさんの情報の中から、
自分が持っている問いや興味、関心のある事柄を無意識に取捨選択し、
それに気がつかせてくれているそうです。
つまり、理想や達成ゴールを明確に持っていれば、
それに関係することをキャッチして、気づくことができます。
だから、真の理想や目標を持っていると、
そこへとつながるチャンスを引き寄せたり、ひらめきを得たりしやすくなるのです。
しかし、それがないと、膨大な情報はただ、素通りしていくだけ。
また、本当に望んでいることでなく、
今、不安がいっぱいで、目先の希望、
「とりあえず、条件がいいところと契約したい。」
とか、
「テレビでの仕事をどうにか続けたい。」
という希望を持っている場合であっても、脳はそれにあったものに気づかせます。
この場合、収入は安定していても、歌や踊りではなく、
バラエティ番組に出るのがメインの仕事をキャッチしたり、
気が付けば、テレビショッピングで、毎日商品を紹介していたりという場合もあるでしょう。
それはそれで、その人にあっていたり、そこで活躍されることもあるとは思いますが…。
人生のターニングポイントとなりやすい時期だからこそ、
自分が本当に何を望んでいるのかを明確にしていきたいですね。