こんにちは。光海です。

人生にはいろいろな時がありますね。

新しく物事をスタートさせたり、

プロジェクトを進めていったり、

休んだり、

引退したり、

退職したり、

次のステップに向けての準備をしたり。

悩んだり、迷うこともあります。

易では、この「時」というものを非常に重視します。

どんな時であろうと、

「その時にあった行動をとれば、物事は自然にうまくいく」

と説くのです。

それを

『時中（じちゅう）』

時に中（あた）る

という言葉で表現するのです。

では、今がどんな時であるかをどのように知れば良いのでしょう？

それは、周囲の状況や兆しを読むことで判断します。

進みたくても進めないときは、
否が応でも止まるときだし、
変化しないと対応できないときもあります。

やるしかない、

「エイヤー」で思い切った賭けに出ることもあります。

兆しは、スピリチュアルでいうところの

サインです。

本来は、人はそれを本能的に察知する力を持っています。

でも、怖れや執着によってそれがわからなくなってしまうことがあります。

わかっているけど、ふたをしてしまうこともあるでしょう。

たとえば、

「引き際だな」

とか

「潮時だ」

と感じていても、

「ここまでやってきたのに…」

といった執着や

「これを失ったら自分にはもう何もない。」

といったことから、

ためらい、ズルズルと引き延ばしたりします。

そうすると、どんどん時と行動がずれ、

タイミングがあわなくなっていきます。

人生を開くには、

タイミングとご縁によるところが大きいです。

引き際だと感じ、

そういう状況やサインを察知して、

スパっと行動に移せば、

ほかのところから、新しい話が舞い込んで、

それを引き受けられたりするのに、

今までのことをズルズルしているとそうもいかず、

せっかく来た話をお断りせざるを得ません。

こういうとき、兆しを察知できなくても、

易を立てることで気が付くことができます。

易の卦にも時を示すものがあります。

止まるとき（艮為山）

退くとき（天山遯）

進むとき（風山漸、火地晋）

待つとき（水天需）

崩壊するとき（山地剥）

間違った方向へ進もうとしているとき（雷沢帰妹）

悩みが解消するとき（雷水解、風水渙）

など、

それぞれの卦を見ることで、

自分自身または、今、自分が直面している問題に対しての

「時」を知ることができます。

「時」を知ったら、その時に合った行動をしていけば、

自然に物事はうまくいきます。

待つときなのに、進んだり、

進むときに留まっているから

チャンスを逃したり、後悔するようなことになるのです。

つまり、時に合った行動をとることが
開運方法なのです。

それは悩むときに悩む、
苦しむときに苦しむ。
とても辛い選択をすることを含みます。

たとえば、占星術でトランジットの土星が

出生の太陽と厳しい角度をとったときに
非常につらい経験をされ、
そのあと、そのことによって
ものすごく幸せになった方を何人も過去に観てきました。

それは”辛い経験”なしには得られなかった幸福でした。

おかげで、私は悪い運勢の時にいわゆる悪いことや嫌なことが起こっても
「このあと、この経験は絶対生きてくる」
そのために起きている
と心から信じることができています。

20年以上セッションをしてきて、
それをこの目でみて、実感できたことが
自分にとって大きな宝物であるといえます。

2023年7月15日【最高最善の人生を叶える！宇宙が導く易占い超入門　】

を開催します。

コインを使って易占いをする方法を基礎からお伝えします。

おそらく易に関する講座はしばらくしないと思いますので、

ぜひ、この機会にご参加ください。

こちらは、東京・飯田橋駅の旧ヒカルランドパーク、現イッテル書店にて開催しますが、

ZOOM生配信でも受講可能です。