その1からの続きです。
一方で、獅子座の太陽、月、木星に対して、蠍座の火星は90度。
獅子座の自己顕示欲と蠍座の秘密主義が葛藤する配置です。
自分の才能や個性を発揮して、
人に認められたい、
称賛されたい
でも、
認められないかもしれない。
けなされるかもしれない。
足を引っ張られるかもしれない。
嫉妬されて危険な目にあうかもしれない。
だから、
こっそりやりたい。
隠れていたい。
隠しておきたい。
多くの人にさらされたくない。
という「せめぎあい。」
新月図を支配している水星は、蟹座21度。
シンボルは
「有名なオペラ歌手が聴衆の前で歌い、能力を証明する 」
どんなに素晴らしい才能や特技があっても、
それを誰かに知ってもらわなければ、
その能力は十分に活用されません。
人に認められ、立場を獲得した人は、
人にさらされる恐怖、
バッシングされたり、
けなされたり、
ジャッジされたり、
認められないかもしれない
恐れや不安を乗り越えた人です。
そして、
ダメ出しされても、
認められなくても、
それに怯まず、技や才能を磨き続けた人です。
もう少し上達したら、
ある程度形になったらではなく、
表現し続けることで、才能は磨かれ、熟練していきます。
(水星は土星と120度)
聴衆があなたを育ててくれるのです。
最初から1等賞や拍手喝采を浴びなくてもいい。
自分を外に向かって、表現し続けることで、
着実に成長し、
あなたにふさわしいステージが用意されていくのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。