政治資金などをめぐる問題で騒動になっていった舛添都知事が自ら辞職する意向を固めるというニュースが昨日速報で流れました。
ホロスコープを見てみました。
内側が出生図、外側が進行図(舛添都知事独自の今の運気)
太陽は射手座にあり、試練の星、土星があります。
太陽は、射手座6度ですので、少しオーブがありますが、先日の6月5日の新月は、太陽の上でグランドクロスができていました。
公的資金や疑惑をめぐって渦中の人となる。
散々、とりざたされている「せこさ(土星)」などのキーワードもうなずける星回りですが、これだと、世の中の射手座生まれの方の多くが同じような配置になります。
でも、みんながみんなここまでのことが起きているわけではありません。
ホロスコープでは個人的な運気を見る方法として進行図を読むというものがあります。
進行図は出生図(生まれたときの星の配置)を年齢の数だけ進めたものなので、その人独自のその時の運勢を表します。
舛添さんの場合はこの進行図が強烈です。
進行の太陽は、出生の冥王星と180度。
出生の月と進行の土星が合。
これらがTスクエア。
太陽と月の角度は、人生での新局面や展開を示します。
これに冥王星と土星が絡んでいるので、この新しい局面、展開というのは、今までの状況をひっくり返し、刷新を余儀なくします。
そこには、試練や苦悩があります。(土星)
冥王星は、カルマの星ですので、蒔いた種を刈り取る意味があります。
人生でこれ以上苦しい運気はないのではというほど、きつい星回りです。
辞意を表明したと、速報が流れた昨日、月は、出生図の冥王星の上を通過し、牡羊座の天王星と180度でした。
これは、転換、再出発をうながす配置です。
舛添都知事は、射手座ですが、蠍座に月、水星、金星、山羊座に火星、木星合。
かなりの野心家で並々ならぬ忍耐強さと不屈の精神力の持ち主。
相当な努力家でもあります。
権力への強い執着心は、蠍座と山羊座に星が多いからですね。
進行図を見る前は、辞めるなら、太陽双子座期が正念場だなと思いましたが・・・。
この進行図だと、乗り切るのはやはり困難でしたね。
あらゆることをリセットして、0もしくは、マイナスから出直す時期です。
なかなかやめなかったことがさらに多くを失う原因となったように感じますが、それも含めて「冥王星」の力なのかもしれません。