こんにちは。エル・アシュールです。
立春に受け取った易によるガイダンスです。
旧暦でのこの一年(2014年2月4日から2015年2月3日)の運勢と開運メッセージです。
得卦(出た卦のこと)は「雷地豫(らいちよ)五爻」
「豫(予)」は楽しむ。喜ぶ。
喜びあふれる春がやってきて、皆で歌い、踊り、楽しむ卦です。
「雷」は春、木を意味します。
「地」は大地。
地上に春が訪れ、木や草が芽吹く象。
辛く苦しい冬の時期が終わり、喜びの春がやってきます。
外に出て、積極的に活動しましょう。
楽しい出来事やチャンスが増えてきます。
といっても、行き当たりばったりはNG。
「豫(予)」は予定の「予」、予測の「予」でもあるのです。
なにごともあらかじめ準備しておくことが大切です。
しっかり準備しておけば、冬が終わり、春になったら花が咲くように、時の流れにしたがって、順調に進んでいきます。
一方で、この順調さが危険をはらんでいるので要注意!
楽しく、浮かれ気分でハメをはずしたり、慢心から、順調に進んでいたことを台無しにしてしまう心配があるのです。
悦楽に溺れすぎず、節度を持って過ごすこと。
順調なときほど気を引き締めて過ごしましょう!
運を開くカギは、
「流れに従って動くこと。」
時勢や環境に抵抗したり、反発したりするのではなく、自然の摂理にしたがって、周囲に抵抗なく受け入れられ、共感されるやり方で物事を進めていきましょう。
「豫は和楽なり」
仕事でも恋愛でも人間関係でも、「喜び」「楽しむ」ことが大切です。
「地」には献身、従属の意味があります。
サービス精神を大いに発揮しましょう。
仕事は、新しいことは順調に発展します。
一方で、今までしていたことが衰えを見せ始める予兆もあります。
時流にあっているか、喜びや楽しみを提供しているかなど、もう一度見なおしてみましょう。
雷地豫の五爻変は沢地萃という卦に変じます。
沢地萃は「人やものがある集まる」という意味の卦。
準備していたことが順調に進み、人や物があなたのまわりに集まってきます。
嬉しく、楽しくもありますが、それが問題や悩みの種になることも。
また、部下や目下の実力者や人気者の存在が気になり、自分の立場を脅かされるのではないかと不安になったり、
頼ってばかりの自分を情けなく感じたりの悩みが生じることもあります。
大丈夫。あなたの立場や地位は脅かされません。
それよりも、落ち込んだり、気に病むことが障害になるのです。
そんなときは、自分も人も「楽しませる」ことをしてみてください。
音楽を聞いたり、歌ったり、踊ったり、先祖をお祀りしたりはあなたの大きな力になってくれます。