こんにちは。エル・アシュールです。
今週、牡羊座の太陽と天秤座の火星が天空で対立します。
・自我を貫くか、自分をおさえて、調和を保つか、協調するか
・自分のやりたいことはAだけど、人から頼まれる(求められるのは)のはB。
どうすればいいの?
といった葛藤を抱えやすい時期です。
そして、この悩みが、昨日、今日、突如、浮上したのではなく、
今までずーっと、葛藤やモヤモヤを抱えてきたけど、
もう我慢の限界、白黒つけたい!
という気持ちになるときでもあります。
今回の太陽と火星の180度は、
なんといっても、天王星と冥王星と木星のクロスがそばにあるので、ブチッとなったら一大事。
自分と誰かの1対1だった話が、いつのまにやら、
まわりの人(組織や公的機関)たちを巻き込んで大騒動という展開もありえます。
それによって、いろいろなことが見直されたり、
不必要なものが壊されたり、
変化が生じるのも一つの流れですが、
この配置のもとだと、無用な争いや痛みを伴う可能性もあるのです。
この配置を前向きに生かしながら、
自分と他者の関係をより良いものに、
社会の中で周囲も自分も幸せを感じられる形で行動するには、
どんなことに意識を向けるといいのでしょうか?
180度は、星同士が正面、つまり真反対にある状態です。
つまり、
太陽(自分)と火星(相手や敵)は360度の円の中の端と端にあり、
もっとも離れたところにいます。
「自分がこうありたい。」「こうしたい。」(牡羊座の太陽)
と
「社会の中での立ち位置(=他者との協力しあう活動や行動。)」(天秤座の火星)
がかけ離れている状態です。
葛藤したり、モヤモヤするのは、
自分のしたいことと、他者や社会からのニーズにギャップがあるから。
「私はこれをしたいのー」
「これが私の生き方なのー」
と自分だけがその場所を頑として動かず、叫んでも、
「じゃあー、そこにいれば。サヨウナラ」
となるか、
「そんなところにいないで、こっちに来て、これをやりなさい。」
「あなたのほうこそ来なさいよー」
と、押し問答になり、
今まで築いてきたものをいいものも悪いものも含めて
全部壊したり、変えていくことになる。
でも、争いを避けるために
「自分を抑えて、自分を殺して、相手や社会の要求を受け入れる」
のも、
逆に自分を貫き、相手に妥協させ、自分のフィールドにむりやり引っ張り込んでも、
何事も解決しないし、スムーズに進めません。
それでは、どうすればいいのでしょう?
それは、この180度を調整する位置の星や感受点に意識を向けることです。
今回の太陽と火星の180度を調整するのは、
双子座、獅子座、射手座、水瓶座の17-18度です。
たとえば、私は、ちょうど進行図のMCという社会的な役割を意味する感受点が双子座17-18度にあります。
MC(社会的な役割)に関して
・特定の分野の知識や技術を深める。
・専門性を磨く
・特定の問題に集中する
ということが、
自分のしたいことと、社会や相手(私の場合は主にクライアントさんや講座の受講者の方)とのギャップを埋めるカギになるということがわかります。
実際、この配置を意識したわけではないですが、
3月からメッセージがたくさんやってきて、
セミナーに通い始め、日々研鑽?中です。
では、自分の場合は?
と皆さん気になると思います。
天体や感受点については個別のホロスコープをチェックする必要がありますが…。
双子座、獅子座、射手座、水瓶座の18度はすべて、
・探究心。専門知識や専門技能を磨く。特定の問題に集中する(双子座18度)
・実験を繰り返しながら、学び、探求することで変容していく(獅子座18度)
・可能性の探求。守られた状況の中でスペシャリティを磨く(射手座18度)
・物事の真理や本質を明らかにする。(水瓶座18度)
といった感じで
「専門性」や「真理の探求」がキーワードとなっています。
ですので、今回の太陽と火星の180度のもたらす、
自分の欲望と他者もしくは社会との関係で悩めるすべての方にとっての統合へのメッセージは、
「あなたが今、気になる問題についての本質や真理をとき明かしたり、
専門性を磨くために集中しましょう。」
です。
いつの間にか、イライラもモヤモヤも消えて、誰と争うこともなく、
自然に物事が最善の状態へと変容し、ていることにある日気がつくはずです。