今月の運勢をご覧になった方から、ご質問をいただきました。
今月の乙女座の恋愛運で
「大どんでん返しがあるかも」と
ありました
これは「うまくいっていれば、逆のどんでん返し、
いう意味なのでしょうか?
はい。そういう意味でかきました。
ちょっと専門的な説明になってしまいますが、
占星術でソーラーサインハウスシステムを使用すると、現在、
乙女座の恋愛の部屋には冥王星が入っています。
冥王星は太陽からとても遠い星ですので、ひとつの場所に長くとどまります。
ですので、乙女座の恋愛の部屋に冥王星は2024年までいます。
冥王星は死と再生の星であり、極限状態や根本からの変容を意味する星です。
といっても、乙女座の方の恋愛運が2024年までずっと極端なことが起こりやすいというとけっしてそうではありません。
ただ、今月は、あさって(4/4)の満月が月食で、この冥王星が天王星を巻き込んでいます。
「食」はそれ自体で変化を意味します。
さらに、天王星と冥王星はどちらも変化の星で強烈な転換や転覆を意味しますので、
現状がひっくり変える。
「大どんでん返し」という表現を使ったのです。(ちなみにこの配置だけで読んだわけではないです)
ただ、恋愛の部屋と書きましたが、冥王星のある場所は、乙女座の人の恋愛だけではなく、
子供、投機、レジャー、スポーツ、趣味、創造性などにも関係します。
ですので、そのような領域で突発的な変化、大どんでん返し、変容を迫られるような出来事が起こりやすいという意味です。
だから、必ずしも恋愛で起きるわけではないのです。
そして、本来の運勢は、生まれた瞬間の星の配置(ホロスコープ)をもとに占いますので、必ずしも乙女座の方が全員そうなるというわけではありません。
太陽星座占いはあくまでも太陽を基準にした傾向的な占いでしかないのです。
実際、この月食の影響をどれくらい受けるかは、個々人のホロスコープによって異なります。
月食が起きるのは牡羊座と天秤座の14度ですので、そのあたりに天体がある人は、その星がアクティベートされます。
そうすると、出生図に示されていることが現象として起きてくることがあります。
「起きる」ではないのです。
これ以上の説明は、ややこしくなりますので、講座で繰り返し説明させていただいておりますので、
ご興味のある方はぜひ、7月、8月のスピリチュアル占星術にいらしてくださいね。
この講座の先の中級講座で、現在運行中の星の配置と出生図との関係を学びます。
昨日、受講生の方から、メールをいただきました。(一部抜粋させていただきます)
それと同時に星を読めるということは、個人の良さや弱さも垣間見えるというこ
とがわかり、子供なんか見ていると、なるほどー!という答えを出 せて、ガミ
ガミ言っても無駄なのね;と妙に納得し、個人の長所を伸ばそうと考えている私
がいます。なので、占星術は私の為の学びもあったん だ!と今ならわかります
(笑)
そう、子育てにもパートナーシップにも役立つのが占星術です。
パートナーでも、子供でも、思考回路やこういうことが不快で、
こういうことを大事にしているのだなとわかったりしますので、
相手の行動や言葉を理解しやすくなります。
「大どんでん返し」を気にされていらっしゃるということは、
今、うまくいっていらっしゃるということですね。
だから、(もしあれば)不安の「芽」を摘み取る、愛情にあぐらをかかない、
などの対処をされるといいかと思います。
ご質問ありがとうございました!