激動期のトリガー、火星天秤座入り

本日、火星が天秤座に入りました。

通常、火星は約2ヶ月で一つの星座を運行します。

が、今回はなんと2014年7月まで約8ヶ月にわたり天秤座に滞在します。

そして、この間、変化の星・絶滅と再生の星・冥王星、拡大と発展の星・木星たちに繰り返し刺激されます。

火星は本能的なエネルギーと戦いの星。

火星が運行する場所は情熱を傾けたり、闘争心を刺激されるもの。

戦ってでも手に入れたいものなんかも意味します。

天秤座に入る前に、火星は乙女座にいました。

乙女座は日課やルーチンワーク、健康、ダイエット、衛生、分析、観察、実務的なことに関わる星座。

この時期、私はいろいろな習慣化アプリをダウンロードしては、
・毎朝体重を図る
・1日5000歩以上歩く
・朝起きたら、アファメーションする
などと習慣化したいことを入力しては使い勝手を試していました。

いろいろ試してようやくあるアプリに落ち着き、習慣化を実感したのは火星が乙女座の終盤を運行する時期でした。

私の今回の乙女座火星期は「習慣化」がキーワードでしたが、人によっては、ダイエット、健康(体質改善など)、お掃除、お片づけ(断捨離®)などに情熱を傾けていた方もいらっしゃるかもしれません。

では、火星が天秤座に入ると、情熱の矛先はどこへ向かうのか?

それは、

「人間関係」と「バランス」

です。

人間関係は主にパートナーや親友など身近な相手です。

バランスはあなたの人生の中で不均衡が起きている部分、フェアでないことに関して、そこに注目し、それに対処しなくてはいけないことが起こってきます。

火星は今月25日に牡羊座の天王星と180度。

31日に山羊座の冥王星と90度。

1月3日山羊座の太陽と90度。

6日に蟹座の木星と90度。

とクリスマスから年末年始というイベントシーズンに他の星たちと緊張感あふれる配置をとります。

時代変革につながるよう事件が起こったり、体制的変化などのきっかけとなる出来事が起こりやすい時期です。

でも、星の示唆は「バランスの是正」と「人間関係の見直し」を促すことですので、いたずらに慌てたり、騒いだり、不安になる必要はありません。
個人レベルでも国レベルでも、社会レベルで、ことが起こったときは、
「この出来事の本質はなんだろう。」
「ベストな結果をもたらすためには、何に目を向け、アクションを起こせばいいのか?」

ということを理性的に(天秤座)見極めていきましょう。

また、天秤座の行動は人と協調、協力してことをなす星です。

火星はエゴの星ですので、単独のほうが動くのが楽です。

火星にとって人と足並みそろえて和を保とうとする天秤座は動きにくい場所です。

でも、来年の7月までの8ヶ月という時間をかけて、私達地球人は本能的な欲望を他人と協力して満たすという課題にチャレンジさせられます。

これは逆に言うと、この時期、何かを求め、それを手に入れたい、叶えたいと思ったら、人と協力なしでは無理なのです。

「自分だけがよければ」

という意識はこの時期とても危険です。
その意識が動乱や波乱を巻き起こします。

自分の欲求と同じように相手の欲求も見つめ、大切にし、お互いにとってできるかぎりフェアな対処法を見つけ、行動する。
これが、天秤座の火星の本質です。
このことを学び、しっかりできるようになったとき、2014年の激動の時代の中でたしかな方向感をつかむことができるでしょう。



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アストロチャネラー。神秘学研究家。日本占星学会主任講師、ACC認定エンジェリックチャネラー® エネルギーワーカー。 人生を生きる上で役立つツールとして、おもに意識の使い方、チャクラ、宇宙の法則、神秘学、スピリチュアル占星術、古代宇宙論、神話、神託、易等を研究中。 著書 宇宙が描いた設計図 魂のブループリント(ヒカルランド) エンジェルカード・レッスン (鉄人社)。 ギリシア神話守護神占い(青春出版社)。 スター・ウォーズ占い(講談社)。 奥様は魔女恋愛魔法BOOK(講談社)。