土星は克服できる。土星は創造や具現化に不可欠で第一段階のゲート

占星術では、土星は、苦手意識や怖れを表します。

それは、神秘主義の観点では、霊魂を曇らせるものです。

その曇りが、混沌となり、創造を阻みます。

この土星の領域、テーマを乗り越えることで、曇りは取れ、変容が起こります。

それは、成熟ではありますが、完成には、まだ遠く、そこが、始まりです。

土星を乗り越えるには、それに立ち向かうしかありません。

避けて通ったり、フタをしてなかったことにしている限り、それは、そのままです。

土星を乗り越えるには、土星のテーマと向き合うことです。

たとえば、7ハウスに土星があったら、対人関係が苦手かもしれないし、パートナーとの関係に苦悩が生じやすいでしょう。
だれかに自分の行動を制限されているように感じる場合もあります。

そうすると人とパートナーシップを結びたくなかったり、割り切ったドライな関係しか築きたくないかもしれません。

また、付き合いの長い人にしか心を開かず人間関係を広げようとしないかもしれません。

土星はだいたい面倒でプレッシャーなので、しないほうが楽です。

だから、その人は、きっと、一人が楽です。

それをあえて、人と関わってみる。

それは、ずっーと、嫌な相手と一緒に我慢してい続けという意味ではありません。

その人にとっては、もっとも、学び、成長するのが、パートナーシップを通してですから、人と関わることを怖れないという意味です。

そうしていると、いつしか、乗り越えられます。

私は、昔から、人前で話すのが苦手でした。
今でも得意ではないですが、、、。

でも、子供の頃は、話どころか、名前を呼ばれて返事をすることさえ緊張し、出席をとる間もずっとドキドキしていました。

これは、私の水星が土星と角度があるためです。

私の土星の課題はいつも、水星(話すことや書くこと)を通して表れるのです。

一方で私の人生の目的や使命は「伝える」ことや「知恵や知識をシェアする」ことなので、伝えたい思いと自分の考えやメッセージを発信することの葛藤がいつもありました。

伝えるために、ブログやメルマガを始めても、感想やコメントが来るたびにドキドキしていました。

それがストレスで、作っては、閉鎖しを繰り返していたのです。

でも、今はそれがまったくないですし、ブログ、メルマガ、インスタグラムもツイッターもフェイスブックもしていて、楽しい!と感じています。

これも、読者の方や受講してくださる皆様のおかげです。

ありがとうございます。

もちろん、最初から楽しかったわけではなく、学びもたくさん。

でも、自分の考えや感じたこと、受け取ったメッセージを発信することで、感覚が近い方たちと出会うことができ、
「いつもメッセージありがとうございます」
と本当にたくさんの方から言っていただくようになっていました。

土星は、乗り越えると一転、力になる星です。

そして、土星を克服するカギは、どれだけ、エゴを手放すかです。

カッコつけたい、よく思われたい、素敵と見られたい、褒められたい、バカにされたくない、否定されたくないから自由になれるかです。

それが、結果的に霊魂の曇りを取り除くことになります。



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ABOUTこの記事をかいた人

アストロチャネラー。神秘学研究家。日本占星学会主任講師、ACC認定エンジェリックチャネラー® エネルギーワーカー。 人生を生きる上で役立つツールとして、おもに意識の使い方、チャクラ、宇宙の法則、神秘学、スピリチュアル占星術、古代宇宙論、神話、神託、易等を研究中。 著書 宇宙が描いた設計図 魂のブループリント(ヒカルランド) エンジェルカード・レッスン (鉄人社)。 ギリシア神話守護神占い(青春出版社)。 スター・ウォーズ占い(講談社)。 奥様は魔女恋愛魔法BOOK(講談社)。