12.天地否(てんちひ)
「否」は否定の否で、塞がって通じないこと。
「天地否の時には人の道がまともに行われない。君子がいかに貞正を守って事を行おうとしても、行えない。大人が追い出され、つまらぬ小人がのさばっている時だからである」。
天は上へとのぼり、地は下へ下がるため、物事が和合せず、そむき合う状態を暗示する卦。
天地否の時は正しいことや常識が通じず、まさに「不毛」の時です。
運勢は真っ暗闇で、進展や発展は期待できません。
人との意志疎通もうまくいかず孤独を感じるときです。
時運に逆行しているので、今は、自重して半年くらい待ってから行動すると良いでしょう。
忍耐と努力でやがて開運に向かいます。
恋愛では、相手の心が見えにくく、カップルは危機に直面しそう。
しばらく冷却期間を置くとお互いに冷静になれます。