こんにちは。エル・アシュールです。
今日は新月、そして、金環日食です。
今回の金環日食は南極大陸で起こるため、
オーストラリアなど南半球の一部で部分日食が観測できますが、
日本では見えません。
それでも、日食は通常の新月より、影響力が強く、
日食の起きる場所(星座、ハウス)は、
次の日食(10月24日)までの半年間の主要なテーマとなってきます。
占星術では、日食は、「消耗」や「リセット」、「変化」をもたらします。
なぜなら、太陽は、生命エネルギーや本質、目的意識を司る天体。
それがいったん姿を消し、再びあらわれることから、
生命力が衰えたり、目的を見失ったり、変化が生じ、
再生や再創造する流れをもたらすからです。
そして、金環日食では、「再生」「再創造」の方の意味合いが強調されます。
太陽は、権力者や王者を司る天体。
これまで強い影響力を放っていた人や物や支配者、主要だったモノが入れ替わることを示しています。
今回の日食は、牡牛座、8ハウスで起こるので、この入れ替え作用が、
「お金や富、所有物、資産」に関わる分野で起こります。
今まで、お金や豊かさについて抱いていた意識が変容し、
再構築、再創造する流れが出てくるときです。
金環日食のサビアンシンボルは、
A Christmas tree decorated.
飾られたクリスマスツリー。
「どんな状況にあっても、人は自分の内面から幸せを生み出すことができる」
ということを意味しています。
「クリスマス」は、
「闇の世界、閉ざされた時代の終焉」
を暗示するシンボルです。
今回の金環日食のメッセージは、
「豊かになるためには奪い合いの競争に勝たなくてはいけない、豊かさは行き渡らない。
という幻想から、あなた自身を解き放ち、自由になるときが来ました。
あなたはつねに、自らの内側から、豊かさや幸福を創造することができるのです。」
ということなのです。