こんにちは。エルアシュールです。

4月4日午後9時5分に月、天秤座で満月です。

今回の満月は、皆既月食を伴います。

「月食」は、私たちの潜在意識に光をあてます。

そこにある過去の記憶や古い恐怖や習慣、
思いこみを浮かび上がらせ、それを解放し、
新たな人生へと向かう手助けをしてくれます。

私達は、頭で何を考え、どう物事をとらえていようと、
結局のところ、自分の内側で思い込んでいる認識や、
ずっと持ち続けている習慣に支配され、
生きていることがほとんどです。

それを書き換えるチャンスが約半年に一度訪れる「月食」なのです。

今回の月食の月は、天秤座14度にあり、牡羊座の太陽と180度の満月。

変化の星・天王星、冥王星とTスクエアと呼ばれる強い角度を形成し、
獅子座の木星と調和しています。

この月食は、
私達の心の奥にあるパートナーシップや
友達や仲間との関係、人との関わり合いに関する
思いこみや記憶、恐れに焦点を当てます。

自分らしく生きること

人と協調、協力すること。
他者の期待にこたえること。
自分を主張すること。
相手がどう思おうと自由に生きること。
自分を表現すること。
に関するあなたの心の奥にある葛藤や
ジレンマ、恐れを
この月食が浮かび上がらせるかもしれません。

そして、なぜ、今、それが、起きるのかというと、
あなたの魂の望みを実現するためです。

その「望み」の達成には、
パートナーシップや仲間との協調、
人間関係に関する恐れや古いパターンを癒やすことが
重要です。

「自分一人の力でやってみせます。」
「独力で出来る範囲のことだけして、生きていきます。」
でもなく、
自分の人生やしたいことを諦め、
「パートナーにしたがいます。」
でもなく、
お互いの個性を受けとめ、認め合いながら、
自分の望みを叶え、自分らしく生きる。
他者がそうあることを許す。

それをするための
解放と潜在意識の書き換えが
この月食からのギフトです。

今回の月食図はとても強烈な星の配置であるため、
解放のプロセスは、強制的な変化をともなうこともあります。

それは、まだ、心の準備ができていないのに、
舞台裏からステージに押し出されるような、
イメージです。

だから、
「キツイ」
「苦しい」
「怖い」
と感じるかもしれません。

そして、
「これでいいのかわからない」
「この選択が正しいのか、ベストなのかわからない。」
と思うかもしれません。

あなたがあなたらしく生きている。
あなたの目の前の人もその人らしく生きている。
そういう世界が展開されているかどうかがそのこたえになるでしょう。

多くの葛藤を乗り越えた先にあるのは、
祝福された変化です。

きっと、
「たどり着けて良かった。」
「こんな人生があったんだ」
と驚き、意外な喜びを味わえるはずです。

メッセージはこちら。
「あなたの目の前にいる人、まわりの人は、あなたを苦しめるためにいるわけではありません。
出会う人は、すべてあなたに贈り物を携えています。
今、あなたは、その人から何を受け取り、何を学びますか?
それはあなたの工夫と意図次第で多くも少なくもなるでしょう。
お互いにとってもっとも良い関係を築くために神聖な知恵を働かせましょう。」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。